大いに関係があります。神社は本来、祭の中で語られたものでした。御祭神の信仰を語り継ごうとしたからです。しかし時間と共に次第に神話のみを孤立させ、脈絡のあるものとした結果、読ませるための神話が生まれます。とは言えその精神は一貫しています。たとえば古事記の神話が語るのは天皇陛下とその祭祀の意味で、日本という国柄の確信に触れる内容になっています。神楽が演じて信仰を表現したのに対し、神話は語ってそれを表そうとしたものなのでした。
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